草なぎさんの一日も早い復帰を望む。
全裸で警官に抵抗、改める意思見せず…草なぎさん逮捕は不可避
草なぎ剛容疑者が逮捕された23日、警視庁には深夜まで「逮捕は行き過ぎではないか」といった抗議の電話が続いた。(なぎは弓ヘンに「剪」)
これについて同庁幹部は「一般の人でも同じようなケースでは『原則逮捕』となる。決して異例ではない」と説明する。
公然わいせつ罪は不特定の人が認識できる状況で、わいせつと思わせる姿を見せた場合などに適用される。今回の現場には偶然、別の男性が居合わせたが、仮にだれ一人いない時でも逮捕に至る場合がある。
今回のケースでは、現場は未明の人けの少ない公園であり、草なぎさんが警察官の到着後、速やかに服を着て指示に従っていたら、逮捕されなかった可能性が高 い。しかし、実際には、駆けつけた警察官に「何が悪いんだ」と、全裸のまま抵抗した。他人にわいせつと思わせる状況を改める意思がなかったとみなされても仕方なく、逮捕は避けられなかった。
東京区検は今後、刑事処分を決めるが、草なぎさんの行為が、社会人としての常識を逸脱していたことは間違いないだろう。
(2009年4月25日03時09分 読売新聞)
酔っ払って、公園で全裸になり、大声で騒いで、駆けつけた警察官に抵抗したということであれば、『原則逮捕』は当然である。
社会人として常識を逸脱していると言われても仕方がない。
しかし、それでもやっぱり逮捕は行き過ぎではないかと思うし、「社会人として・・・」という批判には違和感を感じる。
行き過ぎた倫理観を他人に求めると世の中は息苦しくなる。
狭い日本で大勢の人間が生きているんだから、お互い様、多少のことは我慢して、大らかにやった方がいいのではないかと思うけれども、いつのころからか、自分だけは権利や領域を侵されたくないという狭量な人が増えた。そういう人が増えると法律の適用はより厳格になってくる。
草 なぎさんは、ティーンエイジャーのころから、20年以上人の目にさらされ、浮き沈みの激しい業界で生き抜いてきた。人一倍たくさんのストレスを抱えて生き ているのだろうと思う。それは彼がしてしまったことの言い訳にはならないけれども、察してやる懐の深さが世の中にあってもいいのではないだろうか。
ところが、マスコミは強大な影響力を持つ所属事務所の圧力がないことをいいことに、この事件を「騒ぎすぎ」といいながら、大々的に取り上げ、警察は原宿署移送の際に彼の姿をあえて隠そうとしなかった(晒した)。
もっと酷いのは、鳩山総務大臣の言動だ。
かんぽの宿に関する強気の態度がウケたことに味をしめた鳩山大臣は、草なぎさんを「最低の人間」と攻撃した。ところがその言動に批判が集まるとすぐにそれを撤回した。あまりにも言葉が軽い。彼に「芯」というものはあるのだろうか。
草なぎさんという人を詳しく知っているわけではない。
けれども、「ホテルヴィーナス」や「山のあなた~徳市の恋~」を観る限り、彼は非常に勉強熱心で、仕事熱心で、感受性豊かで、才能溢れる俳優さんだと思う。余人を持って替えがたいものを持っていると思う。早く芸能の現場に帰ってきて欲しい。
それから・・・、家宅捜索は人権侵害だと思う。草なぎさんは訴えた方がいい。
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