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2011年4月 5日 (火)

大相撲を破綻から救う方法

納得できん!処分に猛反発“集団提訴”も…

大相撲の八百長に関与したとして「引退勧告」「退職勧告」などの処分を下された力士、親方らが、日本相撲協会を“集団提訴”する可能性が出てきた。相撲協会から八百長問題の対応を一任された特別調査委員会(伊藤滋座長=早大特命教授)が、物的証拠がないまま処分案をまとめたため、クロと認定された力士や親方が猛反発。訴訟に発展すれば八百長問題の実態解明は新たな段階に進むことが予想される。
特別調査委の実態解明に“非協力的”とみなされ「引退勧告」などを宣告された力士、親方の表情は怒りに満ちていた。
理事会で「退職勧告」を告げられた谷川親方(元小結・海鵬)は「こんなばかな話はない。春日錦(現竹縄親方)と同じ時期に一緒の番付にいただけで処分されるのはおかしい。理事会では調査委員会のずさんな調査への不満を言った。法的手段に訴える」と憤った。また、「引退勧告」を受けた三段目・山本山は「調査委にクロと決め付けられた。裁判を起こしても(協会が)勝つから無駄なことはしない方がいいというようなことを言われた。頭に来ます」と特別調査委の対応に強い不満を示した。物的証拠を一切提示されることはなく、一部の力士の供述だけで処分を言い渡された。さらに調査委の伊藤座長は、八百長への判断根拠について「聞き取り調査の内容と態度」などあいまいな基準を掲げていた。それだけに八百長を否定しながら処分を受けた調査対象者が、処分に納得できるはずもなかった。
既に特別調査委が25日にクロ認定の力士、親方の事実上の解雇方針を定めて以降、一部の力士らの間では協力して提訴に踏み切る動きが出ていた。幕内の白馬は「提訴については一人で決められない。みんなと話すことになると思う」と話し、幕下の白乃波も「みんなで(今後の)対応を考えたい」と“集団提訴”に踏み切る考えを明らかにした。相撲協会や特別調査委の関係者は訴訟となっても一部力士らの証言だけで「勝てる」と自信をのぞかせているが、裁判の過程で八百長問題が新たな広がりを見せることになれば、相撲協会にとっても大きなダメージになるのは間違いなさそうだ。
(「スポーツニッポン」2011年4月2日 06:00)

春日王らが引退届=5日に提出期限-八百長問題

大相撲の八百長に関与したとされ、日本相撲協会から引退(退職)勧告を受けた20人のうち、幕内の春日王(韓国出身、春日山部屋)、琴春日(福岡、佐渡ケ嶽)が4日、引退届を提出した。この日、それぞれの師匠が東京・両国国技館を訪れた。
引退勧告を受けた十両将司と2年間の出場停止処分を受けた幕下恵那司の師匠、入間川親方(元関脇栃司)も国技館に来たが、弟子の引退届の扱いについては明言しなかった。
琴春日の師匠、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「納得はしていないが、(琴春日の)家族の今後のことを考えた。師匠としてはつらい思いしかない」と語った。
相撲協会は引退(退職)届の提出期限を5日とし、従わない場合は退職金の出ない解雇処分を科す方針。該当の力士らは当初、処分を不服として提訴する意向を示すなど強く反発していた。しかし、3日の評議員会で親方らが理事会決定を了承したため、これを受け入れる動きが出てきたとみられる。
(時事通信 2011年4月4日 23:34)

特別調査委員会の伊藤滋座長は、野球賭博事件のとき、ろくな調査もしていない段階で、主に「最初はやっていないと、結果的に嘘をついた」ということから、報道陣の問いかけに対して、「琴光喜?クビクビ!」と得意気に言い放った人物である。人を裁くということに対する畏れ、相撲に対する愛情が感じられないどころか、品性、良識すらも感じられず、まったく信用できない。
そんな人物が中心となって、八百長相撲の実態解明を進めているのだというのだから、どうかしている。

今回、たまたまメールのやりとりから八百長の証拠(のようなもの)が押さえられたけれども、八百長相撲の証拠を押さえるのはとても難しい。特別調査委員会は「聞き取り調査と態度」を拠り所にして処分を決定したらしいけれど、そんな乱暴な話は少なくとも法治国家では通用しない。
そもそも八百長を取り締まる法律がないわけだけど、仮にそれが違法行為だとしても、その(八百長をした)証拠もないまま、親方、力士を解雇することは、明らかな違法行為ではないだろうか。

理事長サイドは提訴しても(処分された親方、力士側に)勝ち目はないなどと言って、脅しているらしいけれど、そんなことはない。この場合は、100%処分された側が勝つ。協会、理事長だけでなく、思い上がった調査委員会も提訴したらいい。いわれもなく自らの生活を脅かすものに対しては、敢然と戦うべきだろう。処分を受け入れれば・・・などという甘言に乗ってはいけない。理事長はどうか分からないけれど、少なくとも理事の中には脛に傷を持つ人が少なからずいるはずだ。

本来、大相撲のこんなことは旦那衆が片付けることだ。
野球賭博の件についても、八百長の件についても、相撲の世界には、ある程度あったことだ。
程度を超えそうになると、旦那衆が釘をさし、秩序が保たれてきた。
伊藤とかいうチンピラにやらせるからこんなことになるのだ。

相撲協会は、マスコミが振り回す無責任な良識に翻弄されている。
最近は政治がそれに乗っかるから始末が悪い。

協会はもう「大人の解決」をできなくなっている。
ここまで来れば、泥仕合もやむなしだろう。
けれども、それは破滅の道だ。

お金をちらつかせて処分者を丸め込むではなく、琴光喜関、大嶽親方(元貴闘力関)を活かすことを考えたら、道が拓けるのではないかと思っている。

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