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2009年8月 6日 (木)

久々!居酒屋放談~選挙とマスコミ~見逃してください。

ある地方都市の繁華街。
その外れにある居酒屋「前菜屋」。
腕はいいけど無愛想。そのくせ議論好きな店主の性格が災いしてなかなか客がつかない。
やってくるのは変わり者の常連客ばかり。
今夜も常連客が集まって、与太話がはじまります。

姐御「いよいよ選挙だね。企画屋もテレビ屋も書き入れ時だねぇ」
テレビ屋「企画屋はともかく、オレは忙しくなるばっかりで、稼ぎは変わらないよ。タカるなら企画屋にタカってよ」
姐御「ご挨拶だね。私はハナから、あんたらにタカるつもりなんてないよ。けど、企画屋は正直、もうかるのかい」
テレビ屋「企画屋もちょっと前までは民主党と仲が良かったんだけど、今はあまり関係が良くないらしいよ。自民党とは前からあまり関係が良くなかったけど、最近はどちらとも仲良くしようとしているらしいじゃないか。節操のないやつだよな。前からそういうやつだけど・・・」
企画屋「だって、稼業だもの。節操がないんじゃなくて、全方位外交なんだよ」
姐御「そういうのを八方美人っていうんじゃないか」
企画屋「ショーバイってのは、そうじゃないとやっていけないよ。吹けば飛ぶようなフリーランスだからね」
姐御「解散してずいぶん経っているけれど、選挙戦はいつからはじまるのさ」
企画屋「公示は8月18日だね。公示後は公職選挙法の縛りが出てくるから、実は今が大事なんだ。知っている?公示後は、マニュフェストをダウンロードできなくなるんだぜ」
テレビ屋「テレビもいろんな面で縛りがキツくなるなぁ」
姐御「たとえば?」
テレビ屋「放送法ってのがあってさ、不偏不党を普段より厳しく求められるようになるね。例えば、候補者の座談会を企画したとする。日時を決めて、スタジオ に集まってくださいということになったのに、どうしても都合のつかない候補者が出てきたりする。それが泡沫候補であったとしても、不偏不党の見地からは やっぱりまずいんじゃないかって話になって、企画が流れる・・・って話もあったりする」
姐御「あの泡沫候補だらけの(ピー)党の候補の話なんて、誰も聞きたいと思っていないだろう。馬鹿じゃないかね」
テレビ屋「ま、そういうことになっているわけなんです」
企画屋「選挙運動にネットを使っちゃいけないことになっているんだよ。おかしいと思わないか。アメリカのオバマなんて、ネットがなければ、出て来れなかったんだぜ」
姐御「若い人たちは特にネットで情報収集する人が増えているよね。なのに、選挙戦本番になると、ネットからの情報は制限されるわけだ」
企画屋「ブログも規制の対象になっているから、極端な話、公示後にブログで特定候補の応援をしたり、批判をしたりするのも摘発の対象になったりするんだよ」
姐御「時代錯誤ってのは、こういうことをいうんだねぇ。そんな馬鹿なこと、誰が決めているんだい」
テレビ屋「権力を握っている人たちの集まりの中で、力を持っている年配の方々じゃないですか」
姐御「年配の方々ねぇ・・・。けど、テレビとかマスコミは不偏不党であれば、選挙に関する情報を出し続けれるんだろう」
企画屋「マスコミの不偏不党ってありえませんから・・・ねぇ」
テレビ屋「マスコミは時の権力者とべったりだからね。特にテレビは総務省から免許をもらわなければならないから、気を遣わなければならないだろう」
姐御「けど、今度は民主党が政権与党になるんだろう。テレビはどうするの?」
テレビ屋「ま、不偏不党っていうことで・・・」
企画屋「実際、新聞なんかは、かなり色分けがはっきりしているんだよ。右から言うと、産経、讀賣、毎日、朝日。けれどもテレビで言うと、産経の系列のフジ が右かっていうとそうでもない。テレ朝はかなり左っぽいけれど、やっぱりテレビは許認可事業っていうのが影響しているんだろう」
姐御「確かテレビ屋はテレ朝系だったよね。バリバリの右翼のくせに・・・」
テレビ屋「思想信条の自由は、憲法が保証しているからね・・・。けど、まだ社会党が元気だったころ、開票速報番組の中継で社会党候補の選挙事務所に詰めていて、支持者の話に腹が立って、あまり印象の良くない絵ばかりを送り出したことがあったなぁ」
企画屋「ね。マスコミの不偏不党なんてこんなレベルで崩れてしまっているわけですよ。社会党は応援しないけど」
姐御「けどさ、いくらテレビ屋が恣意的な映像を送り出したところで、それを電波に乗せるかどうかは別の人が判断しているわけだろう」
企画屋「テレビ屋は実力者だから、送り出した映像は、すべからく電波に乗るんだよ。乗せなかったら、後からどんな仕打ちを受けるか分からないもの」
姐御「会社は左なのに、テレビ屋の所為で送り出す映像は右になっているわけだ。笑えるね」
企画屋「テレビも主張をはっきりさせてもいいと思うんだよね。例えば、フジは自民党、日テレは自民党と民主党右派による政界再編、TBSは民主党を中心と した左派勢力の結集、テレ朝は民主党、社民党、共産党まで巻き込んだ政権樹立という具合にさ・・・現実的じゃないけど。問題はどんな主張であったにして も、マスコミはその主張に責任を持たないことだよね」
テレビ屋「テレビってのはさ、多少の距離感の違いはあったにしても、だいたい世論に添った形になるってのが、特性なんじゃないかな。オレはそれでいいと思うけれど」
企画屋「今、一番とんがっているメディアがインターネットなんだよね。それが選挙期間中封じられるってのは、やっぱり問題だと思うんだけどな」
姐御「今度の選挙は、民主党が勝つんだろう」
企画屋「たぶん。けど投票はひと月先ですから、まだ分からないですよ」
姐御「争点を整理するとどんなことになるんだい。もちろん今時点での話しだけど」
テレビ屋「民主党は政権交替。これ一本。今の政治はまったく信用されていないから、これは説得力があるね。自民党は政権担当能力。やったことのないやつらに任せられないだろうっていう言い分。今現在、うまく行っていないわけだから、これはあまり説得力がないね」
姐御「民主党が政権を担当することになったとして、大丈夫なのかい」
企画屋「大丈夫じゃないでしょう。官僚を敵に回したら、今のところ国は回らない」
姐御「官僚の中にも今の状況をよしとしない人たちはいるだろう。そういう人たちが動けばいいじゃないか」
テレビ屋「そういう人がどれだけいるのか、行動できるのか、民主党が官僚組織と対峙すると仮定して、少なくとも2年くらいはやっていかないと、そういう雰囲気は出てこないんだろうな」
姐御「自民党はさ、民主党のマニュフェストについて、財源がどうのとか言っているけど、財源がちゃんとしてたら、借金をしなくて済むわけで、だったら、あなたたちのやってきたことは何なのさと思うじゃない」
テレビ屋「消費税に言及しているかどうかって話じゃないかな。自民党は消費税についてマニュフェストで景気回復を前提に上げるという方向性を打ち出している。一方、民主党はどこか消費税の話題をどことなく避けている」
企画屋「もちろん歳入の問題は議論しなければならないと思うけれど、もっと歳出についての議論があっていいんじゃないか。何をしているか分からないような団体がたくさんあって、そこにいくらだか分からないけど、相当の金が流れ込んでいるという状況は変えるべきだろう」
姐御「いくらだか分からないっていうのが企画屋の限界だね、まったく説得力がないもの。竹中とかいうとっちゃん坊やは本当かどうか分からないけど、数字を出すから、説得力があるよ。嫌いだけど」
企画屋「竹中さんと議論して勝てる自信はないね」
テレビ屋「庶民感覚に近いのは企画屋の方だから、録画番組なら、企画屋の主張の方が正しいという印象の番組に仕立てることは造作もないことだよ」
姐御「何を信じればいいんだろうね。テレビ屋も企画屋も信用ならない男だってことは分かっているんだけどね」
フラ「あのー。ビールって半分以上税金だって言うじゃないですか。私はビールにかかっている税金を半分にしますっていう党に投票したいです」
一同「それはいいね!」
テレビ屋「フラちゃんってさ、他局だけれど、たかじんの番組のアイドル席のようなカンジだね」
姐御「アイドル席?・・・黙って人の話を聞いていて、最後にボケればいいんだね。楽なポジションだねぇ。この後、苦労するよ」

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