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2009年8月31日 (月)

政治的成熟にはまだ途上だが、確かな一歩ではある。

23時現在、民主党が過半数を獲得し、どうやら政権交替が確実になった。
ようやく、という気持ちがある。

麻生自民党総裁は、「政権の選択ではなく、政策を選択して欲しい」と言っていたけれども、私は政権を自民党から取り上げることにこそ意味があると、もう20年以上前から思ってきた。
小 泉さん・竹中さんが進めた競争原理の導入は、方向性としては間違っていない。けれども、相変わらず大きな既得権益に守られたところにメスを入れることがで きなかったところに自民党の限界があった。そしてそこが今回の綻びになっている。政・官の権益構造を崩せなかったのは、その象徴的なことだ。民主党にそれ ができるとは誰も思っていない。権益構造を思い切って一度壊してしまわないとどうにもならないということに、ようやく国民は気づいただけなのだ。

選挙権を得てから約30年。これまで、地方選挙も含めて、自民党候補に投票したことは一度もない。それは、若いころは、労働組合の要職を務め、社会党支持 者だった親父の影響もあったのかもしれないと思うけれど、少なくとも、20代後半からは、一度自民党から政権を取り上げないと、日本の政治は成熟しないと いう思いから、野党を応援してきた。
けれども、今回、民主党が320議席を伺う勢いだと聞いて、はじめて自民党候補に投票した。
自民党が民主党に対抗する勢力を維持しなければ、国の形が歪むと考えたからだ。

民主党の政策におかしなところはたくさんある。
それはみんな分かっている。高速道路を無料にすることはないのではないかと思っている。けれども高速道路の無料化なんてどうでもいいのだ。
大きな問題がある。おかしなところはあっても、今回は政権交替がポイントだからと民主党に投票はしたけれど、社民党の考え方にはついていけないという人は 多いと思う。ところが、参議院で単独過半数を持っていないことから、社民党との連立が確実視されている。連立のために社民党の意見を尊重しすぎるようなこ とがあると、それは民意に背くことになる。
社民党の福島党首は、民主党との連立を前提に「政権の品質保証をする」とか言っているけれど、それほど支持が広がっているわけではないということを肝に銘じて欲しい。
同じように、民主党も政策が評価されたなどと思わないことだ。捨て身で現在の権益構造を壊すことをして欲しい。国民が望んでいるのは、まさにその一点だから。

あえて最後にひと言。
幸福実現党は、予想通りの惨敗。供託金の没収だけで相当の出費になるだろう。
かつての「真理党」のようにカルト化しないか心配だ。

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