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2009年1月 6日 (火)

国や組織というのは弱い人のためにあるのではないか

慶応のとっちゃん坊やに言わせると、「企業が元気にならないと、景気が回復しないから、法人税減税をやるべき」なんだという。
馬鹿も休み休み言え。

0金利政策で本来預金者が受け取るはずの金を金融機関や企業に回してやっただろう。
政府はそれでも足りずに預金を株式市場に回すように誘導し、我利我利亡者ばかりが富を得る仕組みを作った。
さらに労働者の3分の1を企業の都合でどうにでもできる非正規労働者にした。
企業にはずいぶん金が回ったはずだ。

その結果、どんなことになっているのか知っているのか?
どれだけ金を渡せば、君たちはまともな仕事をするのだ?

東京・日比谷公園の年越し派遣村の入村者は500人にもなったという。
この村を運営しているのは、NPOで1700人を超えるボランティアがその活動を支えているという。
厚労省が講堂を提供したらしいけれど、政治や行政、経済界が困窮した彼らのために何かをしたという話を聞かない。

行政は帳面もまともにつけられないような無様な仕事をしているくせに、自分たちがぬくぬく生きる仕組みだけはきっちり作って、へそくりまでこさえていた。
政治家は国民の困窮に目もくれずに権力闘争に明け暮れている。権力を握ったってすぐに投げ出すくせに。
派遣切りをした企業は、内部留保を積み増し、役員報酬を上げているところもあるという。
誰に金を渡したところで我利我利亡者が抱え込んでしまって、本当に必要な人には渡らない。
残念ながら日本はそういう国になってしまっている。

天皇陛下は新年のご感想の中で、「世界的な金融危機の影響により、我が国においても経済情勢が悪化し、多くの人々が困難な状況におかれていることに心が痛 みます。国民の英知を結集し、人々の絆を大切にしてお互いに助け合うことによって、この困難を乗り越えることを願っています」と述べられた。

国や組織というのは、弱い人のためにこそある。
弱い人を支える気持ちのない権力者はその立場にいるべきではないと思う。

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コメント

権力者は、そもそも弱い人から収奪したからこそ権力の座に上ることができたんですよ。
願う方向性が間違ってますな。

あなたと似たような間違いは、100年くらい前のロシアの農民たちもしていました。
そのあと、国民は餓死寸前まで追い詰められ、大爆発しました。

日本もそろそろ自前の革命ですかねぇ。
戦後の政治体制ってアメリカが日本に押し付けたもので、日本発の体制変革じゃないですもんねぇ。

投稿: 通行人 | 2009年1月 6日 (火) 00時59分

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