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2008年10月31日 (金)

麻生首相のバー通い

麻生首相のバー通い擁護発言相次ぐ=「国民の目忘れずに」と苦言も
24日の閣僚資産公開に関連し、同日の閣議後記者会見で各閣僚から、4億5000万円超の総資産を保有する麻生太郎首相の「庶民感覚とのずれ」に関する意見が相次いだ。
首相は就任以来、連夜のようにホテルのバーなどに通っており、与野党から批判が上がっている。これに対し、保有資産トップの鳩山邦夫総務相は「私も兄も庶民 の気持ちを理解する政治家だ。首相も同様ではないか」と、兄である鳩山由紀夫民主党幹事長を引き合いに首相を擁護した。ホテルのバーでの飲酒は「喫茶店で お茶を飲むのに毛が生えたような話」と例えた。
このほか、「資産家だから庶民感覚がないということではない」(斉藤鉄夫環境相)、「資産家で も能力があれば全然構わない」(森英介法相)などと擁護論が続出。ただ、河村建夫官房長官だけは「1国の首相は国民から注視されている。そのことだけは絶 えず頭に入れて(ほしい)」と、首相の言動に苦言を呈した。
(時事通信 2008/10/24-17:23)

余計なお世話じゃないだろうか。
仕事をちゃんとやってくれればいいじゃないか。
総務相も環境相も官房長官も、まともに受け取る類の話じゃない。
笑い飛ばしていればいいではないか。
一般的な国民がどう思うか分からないけれども、私はそういう態度を支持する。

一国の首相に、庶民感覚を身につけるために、「もっと安い店で飲んだらどうか」などと揶揄している大マスコミの方々は、みなさん年収1000万以上の高給取り、いったいどんなところで飲んでいるのだろう・・・興味はあるが、それもまた余計なお世話だろう。
だいたい、他人の懐具合を詮索したり、暮らしぶりに必要以上に興味を持ったりするのは、品のないことだと、親から教わらなかっただろうか?

首相がプライベートで訪れた酒場で葉巻をくゆらし、談笑する姿をガラス越しに撮った映像が放送されている。
この程度の低い、盗撮まがいの映像を公開する正義がどこにあるのだろうか。

アフガニスタンでも、イラクでも、治安が悪化すると、大マスコミのみなさんは、一斉に安全地帯に引き上げ、危険地帯の映像はフリーのジャーナリストか、海外メディアの配信に頼ることになる。

国 内で盗撮まがいの映像を撮ることには血道をあげるけれども、それがどんなに大きな問題であっても、身の危険がある現場のレポートは、自分の目で見ようとは せずに、また聞きのまた、また聞きに論評を加えることで済ませる。果たして、それで「ジャーナリスト」と言えるのだろうか?悪評高いワイドショーの「コメ ンテーター」と変わりがないのではないか。

ノブレスオブリージュ。ちょっと意味合いが違うかもしれないけれど、高い禄を食んでいるのであれば、いざというときに民衆のために働かなければウソだろう。

参議院外交委員会で民主党の牧山弘恵さんが、麻生首相にカップ麺の値段を知っているかと訊ねた。「400円?」と答えた首相の無知を揶揄する報道が多かったように思うけれど、外交を議論する場で、そんな質問をする議員にこそ問題があるとは思わないか?

政治、官僚、財界の特異な関係性が今の日本を歪んだ社会にしていることは間違いがないところだけれども、マスコミはそれを他人事のように言ってもいられないのではないかと思う。

「日本を今一度せんたくいたし申し候」

アメリカが覇権を握った20世紀が終わり、アメリカが標榜した経済システムが崩壊した今、新たな価値観による秩序が生まれる好機なのではないかと思っている。
日本も「戦後」の呪縛から解き放たれるときだろう。

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2008年10月29日 (水)

ありがとう。Qちゃん。

高橋尚子引退:会見で表明「完全燃焼、さわやかな気持ち」
2000年シドニー五輪陸上女子マラソン金メダルの高橋尚子選手(36)=ファイテン=が28日、東京都内で会見し、競技生活からの引退を正式表 明した。理由について高橋は「練習でどう試行錯誤しても、全力でやっても、納得いく走りができなくなった。肉体的、精神的に限界を感じた」と説明。現在の 心境について「自分の中では完全燃焼。さわやかな気持ちです」と笑顔で語ったが、会見の最後には感極まって涙を流し、顔を手で覆う仕草を見せた。
高橋選手は3月の名古屋国際女子マラソンで27位に終わり、北京五輪出場を逃した。今年5月からは米国を拠点に東京国際(11月16日)、大阪国際(来年1 月)、名古屋国際(来年3月)の3大会連続出場を目指して練習を積んでいた。しかし、自身が計画したレベルの走りができず、8月下旬ごろから悩 んだ末、10月10日に所属先からの了解も得て、3大会に出場せず引退することを決めたという。
今後について高橋選手は「具体的なことは決めていないが、多くの人に陸上の楽しさを伝えていきたい」と語り、愛好者として走り続けることにも意欲を見せた。【石井朗生】
【略歴】高橋尚子
県岐阜商高、大阪学院大を経て95年にリクルートに入り、小出義雄氏の指導で成長。積水化学に移った翌年の98年バンコク・アジア大会で2時間 21分47秒の日本最高記録(当時)を出し優勝。00年シドニー五輪で日本陸上女子初の金メダルを獲得し、国民栄誉賞も受賞した。01年ベルリン・マラソ ンで2時間19分46秒の世界最高記録(当時)を樹立。03年からスポンサーと所属契約を結ぶプロ的な活動を開始した。05年に小出氏から独立。ファイテンに所属して専属スタッフとともに活動していた。163センチ、46キロ、36歳。
(毎日新聞)

トップアスリートの引退会見は寂しい。
高橋尚子選手の引退会見は痛々しかった。
ニュース番組をはしごして、何度も何度も会見を観た。

1998年の名古屋国際。マラソン2戦目で優勝を飾った高橋尚子選手はふっくらとしていて、愛らしかった。
2000年のシドニーオリンピック。羽根が飛ぶように軽やかに走った彼女は「すごく楽しい42キロだった」と言った。
翌年のベルリン。世界最高記録で走り抜けた彼女はナイフのように研ぎ澄まされていた。

「人の2倍やって、人並み、3倍やってようやく勝てる」彼女はそう思いこんでいて、ベルリン後の彼女は、明らかにオーバーワーク、絞りすぎになっていた。
肉体的にも精神的に限界まで追い詰められていたのだろう。不安を振り切るように彼女はさらに肉体を苛めた。そうしていながら、彼女はいつも笑顔を作ろうとしていた。

王貞治選手は1980年の引退会見で「王貞治のバッティングができなくなった」と言った。高橋尚子選手は「プロ高橋としての走りができなくなった」と言った。
自らに課しているハードルが高いのだろう。

引退会見といえば、千代の富士関のそれが印象的だ。
「体力の限界・・・気力もなくなり、引退することになりました」
悔しさが滲んでいた。

高橋選手は「さわやかな気持ち」と言った。
そういう気持ちはあるだろうと思う。解放感に似たような気持ちもあるかもしれない。
しかし、やっぱり悔しい気持ちが一番強いのではないだろうか。

そんな気持ちを押し殺して、彼女はやっぱり笑顔を作って見せた。
会見が終わって、はじめて彼女は涙を見せた。
会見が終わって、プロ高橋が終わったということを改めて感じたのだろう。

「夢は叶う」という貴女のメッセージはみんなに届いているよ。
ありがとう。Qちゃん。

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2008年10月27日 (月)

パパと娘の休日

この春にミニバスをはじめて以来、娘の休日はほとんど試合、遠征で埋められてきた。
パパは根っからの怠け者なので、そうした毎日には耐えられない。
パパの尺度で考えると、辛いけれど我慢しているのではないかと思っていた。
「(ミニバスは)楽しいか?」と訊くと、笑顔で「楽しい!」と答える。
表情やしぐさから察するに、その言葉に嘘はないようだ。

何が彼女のモチベーションになっているのだろう。

この日曜日、娘は久しぶりの完全OFFだった。
残念ながら、ママは所用で不在。
数日前から、パパと二人きりの休日をどう過ごすか・・・娘よりもパパの方が楽しみにしていた。

早くに起こされ、まずは9時開店の手芸店に行く。
シリコンでできた豆粒ほどのスイーツの模型を大量に購入。缶ペンケースにそれを貼り付けるのだという。
パパにはそれのどこが面白のか分からないが、1個200~300円する模型を楽しそうに選んでいる。
本当はママと相談しながら、選びたかったらしいけれども、ママは不在。
パパはときどき口を挟んでみるけれど、娘は曖昧な表情をするだけで、参考にする気配はない。
2,000円くらいするのかなと思いつつレジへ行くと、5,000円!
自分のおこづかいで買うのだと言っていたけれど、少し足りなくって、残りをパパが出す。
こんなものに5,000円!・・・というのがパパの素直な感想。夕食の後、ママと一緒に貼り付けをするのだと嬉しそうに話す娘とパパとの間に想像以上のギャップがあるのだということを感じる。このギャップは、ママと娘との間にはないのだと思うと、嫉妬心のような気持ちが湧き上がってくる。娘は成長するに従って、パパから離れていく。分かっているけれども分かりたくない寂しい現実が徐々に明らかになっていく。

手芸店からプールに行く。
バタフライを覚えたから見てくれと言う。
娘がスイミングに通いはじめて、もう2年くらいになるだろうか。
バタフライは難しい泳法だ。体力も使う。
ドルフィンキックでできた勢いと身体のしなりで上半身を起こし、息継ぎをする。お尻を持ち上げるようにして、上半身を水の中に潜り込ませ、次のドルフィンキックにつなげる。このタイミングが難しい。勢いが出ないと溺れているようにしか見えない。
娘は25mを泳ぎ切って、ちょっと得意そうな顔をした。
ちょっと前は、パパが泳ぎを教えていて、10mを泳ぐのがやっとだった。
背筋を伸ばすこと、腕を伸ばすこと、そうすれば、人間の身体は自然に浮く。そう教えたけれど、彼女の泳ぎはもがき苦しみ、泳いでいるのか溺れているのか分からないような泳ぎだった。

「100m泳いでみよう。最初はクロールで50m、次の50mは平泳ぎ、まだ泳げそうだったら背泳ぎとバタフライをやろう」
そう言って泳ぎはじめた。
パパは100m泳いだところでいっぱいいっぱい。遊泳コースに外れて、歩きはじめた。
遅れてきた娘もやめると思っていたら、ターンをして泳ぎつづける。パパは歩く。
結局、娘は300m泳いだ。パパは200m歩いた。

少し休んでから、競争した。
結果。クロールは娘の勝利。平泳ぎはパパの勝利。背泳ぎとバタフライは引き分け。
たぶん、何もしなければ、もう数ヶ月でパパは全面的に娘に敵わなくなるだろう。
パパに勝った!と娘に喜んでもらうためには、パパはこっそりトレーニングしなければならないかもしれない。

疲れきって、予定より少し早くプールを後にした。
昼食は、ビュッフェスタイルのレストラン。
パパはこのところ特に食が細くなっていて、娘の旺盛な食欲を目を細めてみている。
パパがギブアップしてからも、娘は食べ続け、デザートもパパがアイスクリームを少し舐めただけなのに、山盛りのアイスクリームを難なく平らげ、さらにプチケーキとぜんざいをいくつか腹に収めた。
大人1,300円、小学生950円という価格設定をレストランは見直すべきだと思う。

パパのご飯茶碗が割れてしまっていて、娘のものもひびが入っていたので、作家さんの陶器が買える雑貨屋さんに行く。
ひびが入っても使い続けている娘がお気に入りの茶碗はここで買ったもの。
店に入ってすぐにお気に召すものをみつけたようだ。
お店の人にもう少し大きいものの方がいいのではないかと、いくつか別のものを勧められて、少し気持ちがうごいたようだけれども、娘は結局第一印象を大事にした。以前から使っている茶碗と同じ作家さんのものだった。

デパートを冷やかしてから帰途に着いた。
筋肉痛で顔を歪ませながらパパが運転する車の後部座席で、娘は眠そうにぼんやりと外を見ていた。

この日の菊花賞。絶対的な本命のいない波乱含みのレースで、私はあまり迷わず春のレースで実績を残しているけれども人気薄の2頭を買った。
上がり馬の1番人気と意外な一頭で決まった。

当たり前のことだけれども、競馬は分からない。乗っているのは他人だし、走っているのは畜生だ。
まして、この先の人生が予想できるわけもない。

けれども確かなこともある。

娘に教えてやれることもだんだん少なくなるなと思いつつ、パパは今夜もビールを飲んでいる。

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2008年10月17日 (金)

上杉隆『ジャーナリズム崩壊』を読む

上杉隆さんの『ジャーナリズム崩壊』を読んだ。

この本で最も感心し、共感を覚えたのは、朝日新聞「素粒子」の<死に神>報道というくだり。
この記事については、当ブログでも取り上げたと思う。

2008年6月、朝日新聞は、死刑執行を繰り返す鳩山邦夫法務大臣についてこう記した。

永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2ヵ月間隔でゴーサインを出して新記録達成。またの名、死に神。

翌19日、鳩山法務大臣は記者会見の中で、すぐさま反論し、自分は「死に神」ではないし、そうした記述は「執行された方に対する侮辱だと思う」と激しく抗議した。

これを受けて、朝日新聞には1800件を超える苦情が押し寄せる。当初、「とくにコメントはありません」としていた朝日新聞だったが、あまりの反発の多さに弁解に追われることになる。

鳩山法相の件で千件超の抗議をいただく。「法相は職務を全うしているだけ」「死に神とはふざけすぎ」との内容でした。
   ×   ×   ×
法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。それでも、死刑執行の多さをチクリと刺したつもりです。
   ×   ×   ×
風刺コラムはつくづく難しいと思う。法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば。

(夕刊「素粒子」/2008年6月21日付。)

果たしてこれが「訂正」といえるだろうか。謝罪の言葉は一切なく、「風刺コラムはつくづく難しい」と他人事のような感想を述べているだけに過ぎない。(中略)なにより問題なのは、これだけの騒動が起きてもなお、自らは安全な「匿名」の世界に逃げ込んだままで、一切正体を明かさないこの記者、及び朝日新聞の姿勢である。

上杉さんはこの後、匿名のブログに関しても批判の矛先を向けている。
私はこのブログを匿名でやらせてもらっているから、上杉さんに言わせれば、私も卑怯者なのかもしれない。
けれど、まあ、朝日新聞のコラムと泥酔しながら書いているブログを一緒にされてもなぁと思う。

匿名であろうとなかろうとブログには双方向性がある。
トラックバックやコメントで私の意見(泥酔していたとしても)に対する意見があれば、それは受け止めざるを得ない。
そのやりとりは(やりとりがないことも含めて)、すべてログとして残り、閲覧が可能なわけだから、朝日新聞よりもずっと責任ある立場にあるのではないかなと思う。
市井の人間である私がここで素性を明らかにする意味を私はあまり感じない。「明らかにしろ」と言う人がいるのなら、その人にだけ明らかにしても全然構わない。相手が怒っているのなら、いきなり謝るだけだから。

いやいや、ここで話がしたいのはそんなことではない。
さてさて、何を話したかったのか。酔いが回ってしまったらしい。

ジャーナリスティックなものではないけれど、かつて私も雑誌の世界に身を置いていたことがある。
上杉さんの著書は得心しながら読ませていただいた。
メディアがメディアとして機能してこなかったから、今の情けないこの国の現状があるという思いは一緒だと思う。

官僚組織という既得権でガチガチに固められた仕組みを壊さない限り、日本は次のフェーズに進めない。
それはマスコミも指摘しているし、みんながそう感じていることだ。

新聞、テレビは「記者クラブ」を解体しなければならない。
それは「記者クラブ」が既得権になっているからだ。

その通りだと思う。
それができれば維新につながると思う。

少なくとも無責任なことを書き飛ばして、訂正もしないメディアはなくなるだろう。
それはとても大事なことだと思う。

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2008年10月15日 (水)

移民を提言する前にやることがあるのではないか。

<経団連>移民受け入れ提言…人口減対策 定住前提に
日本経団連は少子高齢化に伴う人口減少対策として、定住移民の受け入れを提言する。労働力不足や内需の縮小などが、日本の経済社会を不安定にする恐れが あると判断して「期間を限定した外国人労働者の受け入れ」という従来の方針を転換、14日に発表する。だが、移民については労働条件の悪化や治安の悪化に つながるとの反発も強く、提言が論議を呼ぶのは必至だ。国立社会保障・人口問題研究所によると、2055年の総人口は現在より約30%減の 8993万人で、15歳以上65歳未満の生産年齢人口はほぼ半減の 4595万人になると推計される。その場合、高齢者1人を働き手1.3人で支える計算となり、若い世代の負担増で社会保障制度は破綻(はたん)し、医療や 介護、教育、治安などの経済社会システムが脆弱(ぜいじゃく)化する。また、個人消費の長期低迷も懸念される。
経団連は「人口減対策に早急に取り 組まなければ、若い世代の将来不安は解消しない」として、移民による人口の維持が必要と判断した。日本は現在、日系人 や専門技術者、技能研修などで外国人労働者約65万人を受け入れている。しかし、定住化を前提に受け入れることで、国際的に優秀な人材の確保にもつながる ことや、働き手世代の増加で人件費上昇を抑えられるとの期待もある。
提言は移民促進のための法整備や担当相の設置の必要性に言及するとともに、定 住後も行政と地域、企業が連携し、日本語教育の充実、社会保障制度の適用を 進めることを盛り込む。移民には反対も根強いことから、経団連は提言を議論のたたき台に国民の合意形成につなげたい考えだ。【後藤逸郎】 (毎日新聞 10月13日2時30分配信)

考えすぎなのかもしれないけれど、偽装請負をやっていた会社のトップが会長をやっている団体の提言だけに素直に受け取れないところがある。
移民なら安く使えると思っているのではないか・・・そんな思惑が透けて見えるような気がしてしまう。
民族差別をするわけではないけれど、移民についてはドイツやフランスであまりいい結果になっていないように思えるし、それぞれ自国で自国の発展のために働けるのなら、それに越したことはないじゃないかと思う。
だいたい2055年の人口を心配するなら、今からなら、もっと別な手が打てそうなものだ。
日本人が安心して子供を産み、育てることのできる環境整備に心を砕いたらどうだろうか。
収入の安定しない派遣労働者を大量に生み出しておいて、どの口が移民などというのか。まったく片腹痛い。
庶民はあなた方の都合で動く部品ではない。人間だ。
庶民が富むことによって、国が富む。ひいてはその国の企業が富むということになることすら分からずに目先の利益だけを追う我利我利亡者ばかりが多くなってしまっていることに深い失望を覚える。
マスコミもこんな意見を垂れ流し報道してはいけない。

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2008年10月13日 (月)

アメリカ型経済の終焉~ハリウッド映画を面白くするために

リーマン・ブラザーズ、悪夢の内幕
「年収3000万円企業」はこうして消えた

1株21セント(約22円)。

経営破綻した米大手証券、リーマン・ブラザーズのリチャード・ファルドCEO(最高経営責任者)は、連邦破産法11条を申請した直後に、紙くず同 然の値段で同社株を売り抜けていた。年初なら2億ドル(約210億円)の価値があった317万株は99.7%も減価。結局、手にしたのは約66万ドル(約 6900万円)だった。

「会社を潰しておいて、みっともないと思わないのか」。管理部門の幹部は眉をひそめた。「だって、彼の年収は数十ミリオン(数十億円)だよ。しかも、14年もトップにいて、十分に儲けたはずだろう」。

CEO在職期間に4億9000万ドル(約510億円)を稼いだファルド氏は、破綻後に姿を消した。「彼は大丈夫か」。そんな心配をする声もあったが、実は必死に持ち株を処理していたわけだ。

解雇か、大幅減給か

「GREED GREED GREED!(強欲)」

ニューヨーク本社前。ファルド氏の似顔絵に、社員の殴り書きがあった。地元の画家が、社員をつかまえては緑のペンで彼への思いを綴らせたのだ。

その様子を見ていた自営業のギャリー・スミス氏は、呆れ顔でこう言った。
「同情? するわけないよ。あの連中は住宅ローンを、まるでハロウィーンのキャンデーみたいに配って、身分不相応のカネを稼いでいたんだから」

だが、住宅市場が傾くと暗転した。ローンを貸し込んだ商業銀行や、その債権を複雑な金融商品に仕立てて世界中に売りさばいた投資銀行が、次々と経営危機に追い込まれている。

「当然の報い」「これで金融界が少しは正常になる」。通行人たちが口々にそう感想を漏らす。だが、リーマンの社員は「異常事態だ」と訴える。

(NBonline 2008年10月7日)
※この記事の続きはNBonline(日経ビジネスオンライン)会員に登録(無料)すると読むことができます。

これがアメリカが主導してきた経済の正体。
信じられないでしょう。
最も責任のある人間が、500億円も稼いだ人間が、恥も外聞もなく6900万円を手にするために、自分の所為で紙くず同然になった自社の株式を売り抜けるんですよ。

「高度な金融技術」などともてはやされた投資銀行の本質は「人を出し抜くこと」で、そこには「自分の儲け」以外なにもないのだ。
そんな輩が儲けた金の力を背景に、道の真ん中を大手を振って歩き始めたら、どんなことになるのか、良識ある人なら分かりそうなものだけれど、分からない人 の方が多かった。欲に目がくらんでしまったんだな。人間っていうのは、弱いものだから、それも仕方がないのかもしれない。誰だってうまくやりたいって思う ものだ。

そんな話を20年来の付き合いのテレビカメラマン、クリエイティブディレクターと、めちゃくちゃおいしいもつをつまみながら話していた。

「ここのところ・・・もう10年近くアメリカの映画がつまらないのは、そうしたことも影響していているんだよ。きっと」
「アメリカの映画は投資だものな。投資家が変われば、映画も変わるよな」
「続編が多くなったり、リメイクが多くなったりするのはさ、ある程度は確実な収益が見込めるってことなんだよな」
「これっていい話(脚本)でしょって持っていっても、儲かるのかと言われると、それは分からないって答えるしかないもの。昔は心温まるいい話が映画になってたよな」
「投資家に観る目がないってのは今に始まった話じゃないと思うけれど・・・」
「ハリーポッターなんて、最初はどこも買い手がつかなかったって言うしな」
「それは出版する段階での話だろう。けど、投資家に投資させる側も力不足なのかもしれないね」
「けどね。バットマン最新作はいいよ。観た?」
「観てない」
「あれを観ないで、今のハリウッドを語って欲しくないな」
「アメリカの映画にはうんざりしてたからな・・・けど、バットマンは観てみようか」

世の中のためではなく、肥大化された欲望のために生み出された仕組みが世界中にばら撒かれた結果、私たちは未曾有の危機に直面している。
私たち人間の存在はとても小さく、愚かだ。しかし、生き延びる知恵を失ってしまったわけではない。生き延びる上で絶対不可欠な地球環境保護という問題を乗り越えるためにも、過ちの先に新しい経済秩序を作り上げなければならない。

踏み出すときなのだ。

もう2~3年もすれば、面白くなったハリウッド映画が楽しめるはずだ。

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2008年10月 9日 (木)

居酒屋放談~政権交代と地球の人口について

ある地方都市の繁華街。
その外れにある居酒屋「前菜屋」。
腕はいいけど無愛想。そのくせ議論好きな店主の性格が災いしてなかなか客がつかない。
やってくるのは変わり者の常連客ばかり。
今夜も常連客が集まって、与太話がはじまります。

【今夜の客】
企画屋:何でも商売にしようとするフリーのプランナー
テレビ屋:右翼で女好きのテレビカメラマン
姐御:元アスリートの建設会社やり手営業ウーマン
フラ:姐御の手下

テレビ屋「衆議院はいつ解散するんだ?」
企画屋「年内ってのは、間違いないんじゃないかな」
テレビ屋「YRとNCとどっちが勝つんだ?」
企画屋「また、NCだと思うよ」
テレビ屋「NCってのは、運がいいよな。特別何もしていない感じだけど、今度当選すると・・・」
企画屋「3期目」
テレビ屋「民主党が政権を取ったら、何とか大臣になるのかな」
企画屋「ネクストキャビネットの子ども・男女共同参画担当副大臣をやっているけど・・・」
テレビ屋「まだまだ通用しそうにないな。姐御の方が適任じゃないか。そういえば、企画屋は、YRのところもNCのところも出入りしていたよな」
企画屋「お金になるのなら・・・というか、なりそうなら、どこへでもというのが私の信条。知ってるだろ」
姐御「私はそういうのが嫌いなのも知っているんだろう」
企画屋「いや、副大臣、それは知りませんでした。ところで、姐御のところは、今度、どっちを応援するの?」
姐御「今さらNCを応援できないだろ」
テレビ屋「負け戦だ・・・」
姐御「余計なお世話だよ」
テレビ屋「ところで、NCが大学のゼミで一緒だったXXがYRの今の女房だって知ってた?」
企画屋「うん、まぁ。あまり表には出てこないけれど、若いカミさんだよな。犯罪に近いくらい」
フラ「え~、そうなんですかぁ」
テレビ屋「YRは選挙では負けたかもしれないけれど、大勝利だよな。NCは結婚してるの?」
企画屋「確か、ちょっと前に同じ党の代議士と結婚してたと思うけれど」
テレビ屋「子供はないんだろう?」
企画屋「いつ解散があるか分からない衆議院議員やってると、子作りはなかなか難しいよね」
姐御「小渕優子さんは産んだじゃないか」
テレビ屋「自民党だからだろ。けど、あれはなかなかいい女だ・・・ところで、NCは確か同棲率全国ナンバー1のN大出身だよな。在学中の素行はどうだったんだろう。スキャンダルの種があるんじゃないか?」
企画屋「在学中に海外留学しているからね。それに実家が(N大から程近い)S市だもの、まぁそんなことはないと思うな」
姐御「ウチのフラもN大の出なんだけど・・・出身はT市(S市の隣)だけど」
テレビ屋「えっ!じゃあ、NCは先輩?」
フラ「後輩・・・」
テレビ屋「完全に負け犬だな。フラは同棲なんかしてたの?」
フラ「えっと、ひとりは・・・」
テレビ屋「ひとりは!?って・・・複数いるんかい!」
企画屋「NCに勝っているじゃないか。立派、立派」
テレビ屋「いや、待て待て、で、子供は?」
姐御「子供がいたら、こんなところで今時分酒なんか飲んでないって」
企画屋「姐御は飲んでいるんじゃないですか」
姐御「私くらいになるとね・・・これでも家に帰れば、良き母、良き妻、良き嫁をやっているんだよ」
企画屋「リアリティが感じられないなぁ。特に良き妻ってところが・・・」
テレビ屋「言っておくけどな。男はどれだけ種を蒔いたか、女はどれだけ産み育てたかで価値が決まるんだよ。これが真理」
姐御「相変わらず化石みたいな価値観持っているんだね。ちなみにテレビ屋のところは・・・」
企画屋「公式には4人」
フラ「公式に・・・って、非公式もあるんですか?」
企画屋「もちろん」
フラ「それって、不倫ってことですか?」
企画屋「チンギス・ハーンは2000人からの妻がいたらしい。それが14世紀のこと。子、孫、ひ孫と広がって、今やチンギス・ハーンの遺伝子を受け継ぐ者 がこの地球上に数パーセントという比率でいるらしい。60数億人の数パーセントだから、1パーセントで6000万人。0.1パーセントでも600万人」
テレビ屋「いや、負けていられませんな」
姐御「女の同棲相手が複数いたことで、気色ばんだくせに、意外と了見が狭いんだね・・・ところで総選挙の話はどこへ行ってしまったんだい?」
企画屋「総選挙は年内。民主党の単独過半数。政権交代。断言してもいい」
テレビ屋「企画屋は一時民主党と仲がよかったけれども、仲違いしたんだろう」
企画屋「たまたま民主党の中でも左派の人たちと酒を飲んでいるときに、憲法と自衛隊で激論になった。あいつら戦後教育をそのまま受け入れちゃっている優等生だから、理論的には隙だらけなんだけれども、そこを突くと逆ギレする」
テレビ屋「日教組か・・・」
企画屋「けれども仲違いしたわけじゃない。せっかくお金になるのに・・・信条に反するじゃないか」
姐御「企画屋には思想というものがないのかい」
テレビ屋「ないんだよ」
姐御「民主党に外交、経済政策がきちんとやれるのかな?特にこのふたつは急に変えられたら困る部分もあるからねぇ」
テレビ屋「アメリカじゃ投資銀行っていうものがなくなってしまったらしいぞ。もともとあいつらのやってきたことは無茶苦茶だから、正常な状態に近づいているという見方もできると思うけれど・・・経済はガラッと今、変わろうとしているんだから、ちょうどいいんじゃないか」
企画屋「今度の選挙はね。嫉妬で変わるんだろうと思う。コイズミとか慶応のアメリカかぶれのとっちゃん坊やが進めた政策のせいで、下流層が広がってしまっ た。中流層だって、いつ下流層になってしまうのか恐怖におののきながら生活をしている。そんな中で、官僚とか、二世議員とか既得権益にどっぷり浸かってい るやつらがいる。これが許せない。じゃあ、ひっくり返しちゃえってことになるんだろうと思う」
姐御「官僚組織までひっくり返せるかねぇ」
テレビ屋「それができれば、この国は変わるね」
企画屋「無理かもしれないね」
姐御「民主党と官公労は仲がいいものね。どこまで切り込めるんだか」
テレビ屋「天下国家を論ずることも大事だけれど、もっと足元を見たらどうだ。煎じ詰めると国力は人口だぞ。中国は13億、インドは11億。アメリカは3 億。日本は今のところ1億2000万でロシアに次いで10位だけれど、これからどんどん減っていくんだろう。もっともっと人口を増やさなければならない。 企画屋のところは娘ひとりだろう。どうするつもりなんだ!?」
企画屋「地球規模で見れば、人口は増えすぎなんだよ。オレとかテレビ屋が生まれた40年前の地球の人口は30億人。今は68億人だ。倍以上だぜ。地球が引き受けられる限界を超えつつあるんだよ」
テレビ屋「だからといって、日本人が減ってもいいということにならないだろう」
企画屋「けど、このまま増え続けると、明らかに地球は定員オーバーになって、チンって警告音が鳴るぞ。そうなったら、誰かが降りなければならない。誰も降りなければ、ワイヤが切れてみんなまっさかさまってことになりかねないぞ」
姐御「まあ、まあ、そんなに熱くなるんじゃないよ」
フラ「私、なかなか子供ができないんですけど」
姐御「あんたは早くおうちに帰りなさい」

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2008年10月 1日 (水)

「適切な」対応

<ストーカー>24歳女性殺される 岡山県警に相談も
29日午前7時10分ごろ、岡山市の新岡山港沖に女性の遺体が浮いているのを砂利運搬作業中の男性が見つけ、海上保安庁に通報した。遺体は同市南古都、 会社員、杉本文(あや)さん(24)。27日に自殺を図った同市内の男(24)が殺害をほのめかしており、岡山県警は入院中の男の回復を待って殺人容疑で 逮捕する方針。県警は今月中旬、杉本さんから「(男に)つきまとわれたり、電話が頻繁にかかってくる」などとストーカー行為の相談を受け、携帯電話の番号 を変えるよう助言。「対応は適切だった」としている。
県警によると、杉本さんは26日午後9時ごろ、家族に「1人で映画を見に行く」と自宅を出て以降、行方が分からなくなった。男は27日午後6時ごろ、市内のホテルから「女を殺した」と110番。睡眠薬を飲み手首を切っていて入院したが、軽傷という。
男は杉本さんの名前を挙げ、「殺した」と供述。ホテルにあった男の乗用車内から少量の血痕が見つかっており、事件との関連を調べている。
杉本さんの遺体は死後数日経過しているとみられ、頭に数カ所の傷があった。県警は30日に司法解剖して死因を調べる。
【石川勝義、松井豊】 (毎日新聞 9月29日23時5分配信)

岡 山県警はこの件に関して、恐らく、記者会見で、グチグチと言い訳がましいコメントをした。それを毎日新聞(たぶん他のメディアも)は、要約して、県警は 「対応は適切だった」と言ったと書いた。県警の気持ちを、素直に言えばそういうことになるし、メディアにとっても、そういう感じの方が都合がいい。

けれども、人が一人死んでいるのだ。どこかで適切でない対応があったはずなのだ。

マスコミは、自己批判をしないから、適切でない対応があったとしたら、それは自分たち以外の誰かの仕業で、できれば、公権力、この場合は、岡山県警の所為にしたいと思っている。それが一番分かりやすいし、手間もかからないからだ。

「自分は悪くない」と皆が思っている中で、報道されていないから分からないけれども、例えば、被害者のお母さんは、自分を責めているかもしれない。
どうして、1人で外出するのを止めなかったのだろう。それは母親として「適切な対応でなかった」と思い悩んでいるかもしれない。

「対応は適切だった」と言ってしまえば、問題はそこでおしまいになる。
けれども、不適切なところがあったかもしれないと、それぞれが考えれば、問題は解決されないまでも、解決に向かって動き出すはずだ。

「自分は間違っているかもしれない」
皆がそう考えるようになれば、この世の中は、もう少しまともになるはずだ。

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それは真っ当な稼ぎなのか。

金融安定化法案の修正案、週内策定めざす 米政権
【ワシントン=丸谷浩史】米下院では最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金投入に国民の理解が得られないとの不満が高まり、ブッシュ政権を支える 共和党から大量の造反が相次いだ結果、賛成205、反対228の反対多数で金融安定化法案を否決した。政権と共和、民主両党の首脳部は新たな修正案を早け れば10月2日までに策定したい意向。議会は休会日程を延期する方針で、上院も1日に予定していた審議をとりやめた。政権と議会首脳部は下院可決を優先 し、2日中の成立を目指している。
共和党の大量造反は政権末期のブッシュ大統領の威信低下を映し出し、11月の選挙を前にした両党幹部の統制がきかない実態も明らかになった。政権と共和、 民主両党は金融システム安定化に向け、法案協議を仕切り直す極めて異例の事態となったが、新たな合意のメドは立っておらず、市場の動向も絡んで今後の 展開は予断を許さない。
(日本経済新聞 9月30日)

「すべての富のうち、6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。74人が39%を、20人が、たった2%を分けあっています」(『世界がもし100人の村だったら』)


アメリカを100人の村に縮めるとどうなるのだろう。
『ルポ 貧困大国アメリカ』によれば、そのアメリカも相当に病んでいる。

1粒の種籾から1本の苗ができ、1本の苗から13本くらいの稲ができる。13本の苗に110粒くらいの籾ができる。13×110=1,430籾。
1粒万倍という言葉があるけれど、実際は1,000倍くらいのものだ。それでも1,000倍だ。
実直な農民がいて、神のご加護があれば、1粒の種籾は、1年で1,000倍になる。

不幸にして、種籾を失ってしまった実直な農民に種籾を融通したのが金融のはじまりなのかもしれない。
農民がどれだけ実直なのか、所有している土地の豊かさはどうか、手入れが行き届いているかどうか、そういうことで金利が決められる。
土地の面積、生産力は決まっているから、6%の人が59%の富を握ることなどあり得ない。

金融・・・だけではないのだけれども、社会の仕組みは「欲」という触媒で、複雑に変容していて、実直というより、仕組みをうまく使うことのできる人のところに富が集中するようになった。

75兆円の公的資金を投入しなければ、アメリカの金融が破綻するかもしれない。アメリカの金融が破綻するということは、世界の金融秩序が破綻するというこ とだ。それは避けなければならないという話は分からないわけでもない・・・けれども、普通に暮らしていた人からみれば、自分たちは何も生産することなく、 どこからか訳の分からない金を調達してきて、訳の分からない使い方をして、その結果、巨額の損を出したからと言って、どうしてそれを公的資金で面倒をみて やらなければならないのか、到底理解できるものではないだろう。

日本でも似たようなことがあった。
さんざん税金の世話になった銀行は、そんなことなどなかったかのように、自らの都合ばかりを考え、行動している。
金融は公的システムだからこそ救済されたのではないか。

アメリカの金融安定化法案は、修正されてまた上程されるらしい。可決されるのか否決されるのか分からない。
否決され、アメリカの金融が壊れてしまったら、どんなことになるのか、私は想像できない。
けれども、壊してしまったらどうだろうかと思う。

6%の人が59%の富を握るというのは、どう考えても健全ではない。
人を愛し、地球を愛する新しい秩序が必要なときなのではないかと思う。

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